皆さんこんにちは、キハダ(@K1HDA)です。
さて、今回は私が体験した話です。
それは、
推薦入試
です。
色々な学校で推薦制度があるとは思いますが、今回お話するのは、工業高等専門学校(高専)での推薦の話です。
(色々偏見などが混じる可能性があります、予めご了承ください。また、何年も前の話なので多少曖昧なところがあるかもしれません。適当に流すように読んでください。)
推薦とは?
推薦(推薦入試)とは、面接をすることで合格か不合格かが決まるという、とてもシンプルなタイプの入学試験です。
主に、「過去、頑張ってきたこと」や、「入学したら頑張っていきたいこと」などのメジャーなものから、「最近の時事について」や、「最近読んだ本」などといった多少変化球のものまで、質問は多々あります。
(結局は質問を飛ばしてくる人のさじ加減なので、いざ受けてみないとどんな質問が飛んでくるのかは分かりません…。)
受けるための基準は?
5段階評定でいう4以上をどの科目でも取っていれば、おそらく学校側から推薦入試の受験票を出してくれます。
ちなみに僕は体育だけ5段階評定の2だったのですが、推薦入試の受験票を出してもらえました。(もしかして国数理社英の5教科だけ取れてれば大丈夫…?)
受けるまでの間にすることは?
ここからは僕が推薦入試を受けるまでに
とりあえず証明写真を撮りましょう。そうしないと何をしても受ける資格がありません。
そして、ある程度飛んでくると思われる質問を絞り、受け応えをできるようにしました。(前に述べた「過去、頑張ってきたこと」や「入学したら頑張っていきたいこと」など)
また、応答をする際には、必ず30秒以上は話をし、3秒以上の空白時間を設けないようにしました。
そして、本番。
1月某日、僕は会場である高専本校に赴きました。
9時30分、僕は控室に入りました。
そして僕は控室に入って緊張感がほぼ極限状態になりました。(これが後の敗因)
10時近くになり、僕の番となりました。
2階にある部屋に通され、僕はノックをしてから入室しました。
(ノックをしないと問答無用で落とされる可能性が高まるので要注意!)
左にはお太い人、右にはオタクっぽい人、真ん中には貫禄ある長老みたいな人が座っていました。
そして僕は「お座りください」の声とともに、席に着席しました。
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ここからは中央の人を「A」、右の人を「B」、左の人を「C」として対話形式で書いていきます。
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A:「まずお名前と出身校を教えてくれますか?」
僕:「(学校名)出身、(本名)です。」
A:「はい、それでは質問に入らさせていただきます。まず、本校を志望した理由を教えてもらえますか?」
僕:「はい、僕は技術系の勉強をするために、この学校を志望しました。」
A:「この学校で頑張りたいことはありますか?」
僕:「この学校に入学したら、プログラミングを頑張りたいと思っています。」
(ここで、応答時の時間が短すぎることに気づく)
B:「それでは、あなたはこの学校のオープンスクールや学園祭などに来たことはありますか?」
僕:「はい。」
B:「それでは、その際に持ったこの学校の印象について教えてもらえますか?」
僕:「はい、え~っと…とてもこの学校に入学したいなと思いました。上学年の皆さんもとても優しそうで、是非ともこの学校に入りたいなと思いました。」
(同じような内容を繰り返し言っているため、おそらくここで減点を食らう)
B:「はい、分かりました。」
C:「それでは私から、この学校のことをどこで知りましたか?」
僕:「学校に貼ってあったポスターと、先輩方のメッセージを見て知りました。僕ならこの学校に向いている、と直感的に思ったので、今回志望をしました。」
C:「はい、ありがとうございます。」
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以下何問か設問をこなす
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A:「それでは、以上で面接を終了します。本日はありがとうございました。」
僕:「ありがとうございました。」
(ドアを開け、一礼して立ち去る)
結果
不合格でした。そりゃそうだ。
受け応えが曖昧過ぎる、空白時間を設けてしまうなど散々だったので、正直しょうがないってやつです。
まず、自分の想定していた質問以外の質問が飛んできた際に固まったのが非常によろしくない。せめて場を繋げれば減点は多少防げたと今でも少し後悔しています。
その後一般入試で合格したので事なきを得ましたが。
統括
とりあえず、余力のある人は一般入試の対策をしておくことを大いに勧めます。
倍率が2倍やそれ以上の場合はなおさらです。
また、推薦で落ちた程度で凹んだりするのはやめましょう、まだ一般入試があるので、それまで希望をもって勉強に勤しんでほしいと思っています。
僕のような経験をする人が少しでも減るように願っています。
頑張れ、受験生!